コラム・NEWS

コラム編

癒し

中世ヨーロッパの教会において文化が栄えたステンドグラス。

祈りの場であり市民の集会場でもあるその空間の壁や天井には、美しく神秘的に輝くステンドグラスが大いなる存在感を醸し出していました。日本での歴史も教会からだと言われています。明治の後期から昭和初期にかけて、宿泊施設、西洋館、お寺などいたるところでも飾られました。西洋への憧れの中にも日本特有の雰囲気が残る作品がたくさんあります。そして現在も、楽しみ方は多種多様です。例えばフォトフレームやキャンドルフォルダーなどのインテリアとして、またアクセサリーとしてなど幅広く愛用されています。中でもランプシェードにはたくさんの個性的な作品があります。テーマにそった色やデザインで、それぞれに違った魅力が溢れています。そして、目にするだけでホッとできる温かみのある美しい灯りは、人々の気持ちを柔らかく和ませます。光が人々に与える力と色を組み合わせて、心理的な効果を図ろうとするセラピーなどもあり、本来その効果は太陽の光からのものでしたが、その機会が少ない北欧などで始まったそうです。人工的な灯りだけではなく、日の光でも様々な表情を見せてくれます。壁や天井に大掛かりな設置は難しくても、お気に入りのカラーのランプをお部屋を彩るアイテムの一つとして加えてみてはいかがでしょうか?光と色によるコラボレーションで、あなたも心から癒されてみませんか?


あかり

人々の生活に”あかり”は昔からいつも欠かせないものです。

古くは焚き火や松明などもありますし、現代はステンドグラスランプと言うものもあります。もともとは、外の光を室内に取り入れる事を大きな目的として、主に窓ガラスや壁に取り付けられていました。技法を応用しているとは言え、内側の光を外に向かって発する照明器具であるのがステンドグラスランプです。あかりとしての実用性とインテリアの要素も備えています。色もデザインも本当に様々で、シェイドとベースの組み合わせで表情も全く異なったものになります。それぞれに個性が光り、魅力に溢れています。お気に入りのものを部屋に置き、そのあかりを眺めながら、お茶やお酒を楽しんでみませんか?一日の疲れを癒されながら、あなただけのゆったりとした時間が流れます。腑に落ちていない出来事をゆっくり思い返してみるのも良いでしょう。ご自分の心に耳を傾け会話をしてみるのも良いでしょう。ときには立ち止まり、心をクリーニングしてあげましょう。”あかり”は、あなたのパワーチャージにきっとお役に立つ事でしょう。


幻想的な魅力

テレビドラマやバラエティー番組でもよく画面に映り込んでいいます。

窓ガラスやドアの一部であったり、天井からつるされたペンダントランプであったり、写真立ての様な小物も数多く存在します。中でも、ステンドグラスの存在感は大きく、うっとりするような美しい模様、はっとする様な個性的なデザインなど、その空間を素敵に演出してくれています。ランプシェードに取り入れると、灯りがガラスの魅力と融合し、温かな雰囲気をもたらしてくれます。色とデザインの組み合わせで様々な表情を楽しむ事もできます。灯りを利用し、お好みの雰囲気を手軽に出せる方法は、今の時代また見直されており、是非お勧めしたい空間演出です。海外の教会などでは、配色や大きさにもとても迫力を感じる作品が多く使われています。写真集などでご覧になった事もあれば、旅先で実物を目にされ、その幻想的な迫力に圧倒された経験を持たれる方も数多くいらっしゃる事でしょう。何百年も前に、その時代の人々によって作られた作品が、今もなお現代の人々に 感動を与え続けているという事は、大変素晴らしい事ですよね。そこまで大きな作品でなくても、自宅で楽しむ事も可能です。外から差し込む光を通すと、床に映る模様でまた違った楽しみ方ができる鮮やかな色。専門の美術館も多数存在し、神秘的で宝石の様な輝きが人々を幸せな気持ちにさせてくれます。目にする事で現代人の疲れた心までも癒してくれます。是非、暮らしのワンシーンに仲間入りさせたいアイテムのひとつです。

旅行編

スペインから

スペインのコルドバにある大聖堂「メスキータ」内のステンドグラスです。 太陽の光が差し込むと、ステンドグラスを通して内部に美しい影を映し出します。

イスラム教のモスクがキリスト教会に改修され、それぞれの歴史と魅力が共存する独特な雰囲気を感じる事ができる場所です。ステンドグラスのバラ窓はその象徴の一つです。

メスキータの中心付近にある荘厳な造りのマヨール礼拝堂では、キリスト像のステンドグラスが神々しい存在感を放っています。

存在感のある外観で有名なサグラダファミリアの内部にも、たくさんの素晴らしいステンドグラスが飾られています。光のグラデーションがまさに芸術的です。

独創的な特徴ある柱が、森の中に迷い込んだかの様な空間を演出しています。建築家ガウディがこだわった自然採光の設計が、神秘性を更に際立たせています。

色鮮やかなステンドグラスから外の太陽光が届けられ、内部は何とも言えない柔らかな光で包み込まれます。

スペインの古都グラナダにあるアルハンブラ宮殿の「リンダラハの出窓」です。天井に、宮殿内で唯一現存するステンドグラスを見つけました。

バルセロナにあるホテルのフロントも、綺麗なステンドグラスで飾られています。

パエリアが美味しいバルセロナのレストランでも、なんだかホッとするデザインのステンドグラスに出会えました。

世界遺産でもある美しい古都トレドの街中にも、こんなに可愛らしいステンドグラスランプが。

マドリード市内のレストランの出窓です。シンプルなデザインがお店の雰囲気に合っています。

台湾から



台湾・高雄の美麗島駅構内にある、「光のドーム」と呼ばれる巨大な作品です。2本の柱を中心としたドーム型にかたどられた4500枚ものガラスが、行きかう人々の視線を釘付けにします。イタリアの芸術家が、4年半の歳月をかけて全て手作業で製作されたそうです。天井は「水・土・光・火」の4つのテーマで、それぞれのモチーフがストーリー性を持って描かれています。深い意味を持つメッセージを体感できる場所です。

フランスから

モン・サン・ミッシェル

こちらは、狭い岩山の上に積み上げられた層状の修道院、世界的にも有名なモン・サン・ミッシェル内。教会の物とは一味違い、モダンな幾何学模様や貝などをモチーフとしたデザインも。ホタテ貝は巡礼の象徴の意味も表現されているそうです。

イタリアから

ミラノ大聖堂

ミラノ大聖堂(ドゥオーモ)内。ガラスでここまで表現できるなんて・・・本当に圧倒されます。

こちらもミラノ大聖堂(ドゥオーモ)内です。精巧な内外装の装飾に非常によく映えています。


数多く飾られている聖人達の彫像が、色鮮やかな輝きで包み込まれます。

ピサの斜塔とピサ大聖堂

ピサの斜塔横に壮大に建つピサ大聖堂内です。ロマネスク建築で有名なこの建物の壁にも彩られています。

ニュース編

米林宏昌監督の原画・監修した大型作品

アニメーション監督の米林宏昌監督が原画・監修した大型作品が小松空港に2018年2月設置予定。テーマは小松市で毎年5月に行われる「お旅まつり」の「子供歌舞伎」で石川県出身の米林監督が特別に描き下ろしをした原画をもとに製作されます。子供歌舞伎の躍動感がどのように表現されるのか楽しみですね。小松空港旅客ターミナルビル2階国際線出発ロビーに設置されるそうで利用される際にはじっくり見るのも良さそうです。

浦和美園駅にキャプテン翼

埼玉高速鉄道の浦和美園駅に2018年2月下旬完成予定。キャプテン翼の作者高橋陽一氏が浦和美園駅のために描き下ろした原画を作品に仕上げ2月下旬に設置予定です。完成後には完成記念除幕式も開催されることになっています。国内外のサッカーファンに駅の魅力を印象付ける目的で設置されるとのことで、キャプテン翼は海外でも人気ですし埼玉スタジアムがある浦和美園駅はパブリックアートがある人気の駅になりそうですね。

お墓に

多種多様なお墓が昨今出て来ていますが、最近では写真のように和と洋がミックスしたお墓が出て来ています。墓石自体をステンドグラスにするものもあり、強化ガラスと組み合わせることで強度が増して屋外仕様になっています。また、側面や納骨堂の正面にあしらったりしたものもあります。納骨堂の場合は暗くなりがちな内部ですが、ガラスによって柔らかな外光が差し込んで亡くなった方も寂しくならずに良いかもしれませんね。

ハンドメイドインジャパンフェス2016

2016年7月23、24日に東京ビッグサイトにてハンドメイドインジャパンフェス2016が開催。ハンドメイドマーケット「Creema」の主催です。5,500名のハンドメイド作品を始め、フードや野菜の直売、ライブまで行われます。

ヨコハマハンドメイドマルシェ2016

2016年5月28、29日にパシフィコ横浜にてヨコハマハンドメイドマルシェが開催されます。3,200を超える出店ブース数でハンドメイド作品を始めワークショップからフードまで幅広く、その中にランプやパネルなど出品されています。

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